新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、感染者等に対する誹謗中傷や差別的な扱いが大きな問題となりました。
新型コロナウイルス含め感染症の正しい知識のもと、長野県民の人権に対する理解と認識を深め、差別や偏見のない社会の実現を目指して講演会を開催します。
感染症などによる差別や偏見と向き合い、考えていただく機会としていただきたいと思います。
教育関係者向け
- 時間
- 14:30 - 16:30(開場14:00)
- 場所
- 佐久平交流センター(佐久市佐久平駅南4-1)
プログラム
<前半>
- 講演①:伊波 敏男「ハンセン病問題から学んでほしいこと」
- 講演②:永池 隆「心のワクチンと生徒会の行動宣言/冊子『あけぼの』の活用と子どもたちに学ばせたいこと」
- 講演③:畑谷 史代「ハンセン病問題、そしてコロナウイルス、今見えてきたこととこれから」
<休憩&アンケート記入・回収>
<後半>ディスカッション
来場者・オンライン参加者の皆さんにお書きいただいたアンケートのご意見や質問等を元に議論してまいります。ぜひ現場の率直なご意見をお願いします。
出演者

「ハンセン病問題から学んでほしいこと」
作家・ハンセン病回復者
伊波 敏男 氏
ハンセン病回復者であることを隠さず社会復帰を果たす。自らの半生の記『花に逢はん』で沖縄タイムス出 版文化賞を受賞。ハンセン病国賠訴訟の賠償金をもと に、地域医療を志すアジアの若者の奨学金制度「クリ オン虹の基金」(伊波基金)を設立。2019年、19年間暮らした上田市から故郷・沖縄に住まいを移す。

「心のワクチンと生徒会の行動宣言/冊子『 あけぼの 』の活用と子どもたちに学ばせたいこと」
前大鹿村立大鹿中学校 校長
永池 隆 氏
県内中学校を中心に同和教育・人権教育の実践を積み重ね、 大鹿中学校では生徒が主体的に学ぶ人権学 習を推進。長野県同和教育推進協議会会長を務め、 副読本『あけぼの人間に光あれ』(生徒・社会人向 け)6年ぶりの改訂を行う。

「ハンセン病問題、そしてコロナウイルス、今見えてきたこととこれから」
信濃毎日新聞 編集局文化部次長
畑谷 史代 氏
1968年 長野市生まれ。1993年信濃毎日新聞入社。 報道部、文化部、論説委員室を経て現職。2001年からハンセン病問題の取材を続ける。長野県出身の元患者たちを取材した連載「柊の垣根」(2004~2005 年)で新聞労連ジャーナリスト大賞特別賞。
会場へのアクセス
受付は終了しました。多数のお申し込みをありがとうございました。
オンデマンド配信
- 期間
- 令和3年12月27日[月]10:00 ~ 令和4年1月10日[月・祝]18:00 (予定)
一般県民向け < オンラインのみ >
- 時間
- 13:00 - 15:00(開場12:30)
場所ホクト文化ホール(長野市若里1-1-3)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会場聴講は中止し、オンライン聴講のみとなりました。何卒ご容赦ください。
プログラム
- 講演①:コロナ禍で起きた差別とは?
- 講演②:差別はなぜ起きる?私たちのココロのメカニズム
- 講演③:私たちはこれからどうすればいい?(グループディスカッション)
出演者

タレント
高橋 みなみ 氏
AKB48 第1期メンバーで元48グループ初代総監督。AKB48を卒業後、いじめについて考える番組に出演する等、テレビやラジオを中心に幅広くマルチに活躍中。

人道支援家・臨床心理士
森光 玲雄 氏
日本赤十字社が海外に派遣した最初の臨床心理士。国内外の災害・紛争の現場で「心のケア」にあたる。新型コロナ流行に伴い、ウイルスがもたらす「3つの感染症」概念を考案し「コロナ3 つの顔」ガイド(日本赤十字社)監修や「STOP!コロナ差別キャンペーン」(人権教育啓発推進センター)の立ち上げに尽力。感染拡大により引き起こされる差別や社会の分断に、警鐘を鳴らしている。
現職は日本赤十字災害救護研究所心理社会的支援部門長 兼 諏訪赤十字病院臨床心理課長。
特定非営利活動法人健康サポートまごの手
代表/斉藤 惠理子
信州大学 地域参画プロジェクトCHANGE
門田実里(工学部1年)
林直斗(経法学部2年)
受付は終了しました。多数のお申し込みをありがとうございました。
オンデマンド配信
- 期間
- 令和4年2月14日[月] 10:00 ~2月21日[月] 18:00 (予定)
企業・行政職員向け < オンラインのみ >
- 時間
- 13:00 - 15:00(開場12:30)
場所まつもと市民芸術館(松本市深志3-10-1)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会場聴講は中止し、オンライン聴講のみとなりました。何卒ご容赦ください。
プログラム
- 講演①:角谷 美由紀「視覚障がい者にとってのコロナ禍の社会」
- 講演②:永池 隆「心のワクチンと生徒会の行動宣言、これからの社会を生きていくうえで学びたいこと」
- 講演③:五十嵐 裕「新型コロナ差別が問いかけるもの、これから」
出演者

「視覚障がい者にとってのコロナ禍の社会」
視覚障がい者、盲導犬ユーザー
角谷 美由紀
7年ほど前から病気で視力が弱くなり、3年ほど前に全盲となる。盲導犬のイリーとともに生活している。人権副読本『あけぼの 人間に光あれ』の「バリアフリーを考えよう」の教材に登場。盲導犬への理解や、社会にあるバリアとその克服について語っている。学校教育や社会教育の場でもイリーと共に講演活動をしている。

「心のワクチンと生徒会の行動宣言、これからの社会を生きていくうえで学びたいこと」
前大鹿村立大鹿中学校 校長
永池 隆 氏
県内中学校を中心に同和教育・人権教育の実践を積み重ね、 大鹿中学校では生徒が主体的に学ぶ人権学 習を推進。長野県同和教育推進協議会会長を務め、 副読本『あけぼの人間に光あれ』(生徒・社会人向 け)6年ぶりの改訂を行う。

「新型コロナ差別が問いかけるもの、これから」
信濃毎日新聞 論説委員
五十嵐 裕
1964年、横浜市生まれ。57歳。信州大学人文学部卒。記者として松本市、県警本部、長野市、長野県、経済、長野五輪・パラなどを担当。報道部次長、人事部長、東京報道部長、編集局次長などを経て、現在は論説副主幹。キャップ、デスクとして、子育てと虐待、ハンセン病、認知症と長寿社会に関連する長期連載を担当した。
受付は終了しました。多数のお申し込みをありがとうございました。
オンデマンド配信
- 期間
- 令和4年2月28日[月] 10:00 ~3月25日[金] 18:00 (予定)